不動産投資で成功している素人の事例紹介の記事をよく見るけど本当?罠の香りが。

最近ネット上のニュースなどを見ていて気になることが。

個人による不動産投資を進める記事が多い

なんか、やけに多い気がするのです。そして、それには裏がある気がしています。

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成功者事例紹介が多く、暗に不動産投資を薦めている?

よく見かけるパターンとしては、不動産投資成功者の事例紹介。

XX歳の○○さんは夫婦で・・・とか、サラリーマンをしながら副業で・・・とか。

でも、なんとなく多い気がしているのが女性や主婦を狙ったかのような事例。

夫婦で不動産投資をしていて、何部屋か持っていて貸している、とかアパートを建てた、とか。

で、子育てしながら大家としての仕事をしたり物件探しをしていたり。

普通の人じゃ信じられない金額のローンを組んでいるが、家賃収入がローン返済を上回り、むしろ普通に働くより多い収入を得ている、など。

ただ、「みなさんも実践してみては?」的な終わりになっていないことが多く、あくまでも紹介で留まる。

なんか、そこが余計怪しいんですよね。

少し前なら、「不労所得」的な検索ワードにひっかかりやすいキャッチーな言葉を並べて、薦めるような軽い文章が多かったのですが、最近は事例紹介記事に徹している感じがします。

ステマとは言いませんが、なんだかお金あげるから良記事をいっぱい生産してね、という匂いがプンプン。

状況的に不動産投資ってどうなの?

最近は法律の整備などでも話題ですが、空き家問題が深刻です。

まぁこれは高齢者が住んでいて亡くなった家が、遺産相続の関係で放置気味になっていたりするケースなども多いのかもしれませんが、空き家が多くあるということは、需給が一致していないということです。

住みたい人が多いのであれば、不動産会社が空き家にすぐに目をつけて持ち主に相談してきて、アパートを建てたり何らかのビジネスを開始し、空き家率は下がるはずです。

そして、超高齢化社会に向けて進んでいく日本。人口は減る一方です。

2013年から2014年の一年間だけで、15~64歳の現役世代である生産年齢人口は116万人も減りました。

もちろん、その分高齢者が増えているので日本全体としては21.5万人くらいの減ですが、収入があって積極的に家を借りる世代は現役世代です。

その世代が一年間だけで110万人以上減っているのです。

これはすごいことで、秋田県の人口(102.7万人:2015.4月現在)とほぼ同じです。つまり、生産年齢人口から毎年秋田県が消滅しているわけです。秋田県全員がおじいちゃん、おばあちゃん化して仕事から引退、ということですね。

となると、普通に考えて空き家は増えるはずです。

賃貸だけじゃなくて、戸建など住宅の需要が減る可能性ありでしょう。

と言っても、「それは地方の話でしょ?都心回帰とかが叫ばれてるし、都心部なら安心でしょ?」

と思ってしまいますが、たとえそうだとしても、じゃあ都心部での不動産投資が安心かというと、全然違うと思います。

不動産投資の成功事例が書かれているような記事を見ると(真偽は怪しいですが)、成功要因は少し郊外のお得な物件を探したなどが多いです。

都心部はまず地価が高いため、素人や個人が手出しするのが難しい、そして人が多い分ライバルも多いため、競争が激しく利益がなかなか出せない、など投資環境が良くないことは確かなはずです。

来たる不動産不況に備えて、企業が売り抜けて個人に押し付けるための罠?

そんな将来の状況を考えると、最近の個人による不動産投資を薦めるような流れは、企業が売り抜けて利益を稼ぐための罠に見えてきます。

  • 将来の住宅供給不況に備えて、利益が出る今のうちに会社の資産整理
  • 不動産会社が持っていて遊休状態になってしまっている、もしくはなりそうな土地を個人に売りつける
  • 利益率が下がってきた(下がるであろう)手持ちの資産を減らしておく
  • 資産を持つ投資運用型のビジネスモデルから、大家代行や管理業務などのサービス型ビジネスモデルへの転換

こういったことが思いついてしまいました。

なんだか、個人へ押し付けている感があるのです。

個人はやはりどうしても不労所得的なところに弱いです。誰もが脱サラリーマンを夢見ているでしょうし、不動産オーナーがカッコイイというイメージ操作をされれば、すぐに惹かれます。

珍しく、不動産投資の悪い部分が一部書いてある記事

アパマン経営は超危険!不動産業者の悪徳商法が野放し 名ばかり管理で暴利ピンハネ

この記事タイトルは誤解しそう(意図的に?)なんですが、アパマンとはアパート・マンションの略のことで、某社の名指し批判ではないです。

この記事内に出てくる「一括借り上げ契約」の問題については、いくつかの記事で見たことがあります。

新築一戸建てでも、ハウスメーカーが賃貸経営を推してきて、「一括借り上げでローン返済が楽に!」とか言ってくる会社もいくつかあります。

検討される方は、本当によく条件を確認した方が良いと思われます。

結局、ハウスメーカーにとっては建築してもらった時点で利益が十分に回収できているわけで、後でオーナーが破産してもそれは金融機関の話で自分たちは痛くないですし。逆にうまく不動産経営してくれるならメンテナンスでがっぽり儲かる、とうまいビジネスモデルになっているので。

こういうハメ込み型のビジネスってちょっと難しいですね。Win-Winとは紙一重というか、表面上はそう装ってきますし。

個人的にはなるべく近寄らないようにしています。

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