建築費の値引や割引の方法[1年で家づくり一戸建て注文住宅]

Cat house戸建てマイホーム

どうにかして少しでも安く家を建てたい。建築費用を抑えたい。

これは家の購入を考えている人誰しもが思うことでしょう。

 

そんなわけで前回、年度末で決算前の3月に契約すると大幅な値引きをGETしやすいという記事を書きました。

今回はそれ以外にもある、値引き・割引・コストダウンとなる重要な要素を我が家の実例からいくつか簡単にご紹介。

シリーズ「[1年で家づくり一戸建て注文住宅]トヨタホームで建てた夢のマイホーム」はこちら

 

大きい道路に面している

トヨタホームの代表的な工法としてユニット工法があります。

工場で生産したユニットと呼ばれる単位の箱のような半完成品のパーツを運んできてクレーンで据え付けします。

これがトヨタホームの売りですね。コストを抑えて、品質も一定水準に保てて、上棟が数時間で終わるので雨に晒される心配もない。

 

そのため、ユニット工法では運んでくる「輸送」と、設置する「クレーン作業」が建築工事において重要です。

その2つの作業がいかに楽にスムーズにできるか、がコストに関連してくるポイントです。

大きい道路に面していれば、輸送も問題なく簡単にできますし、大型のクレーン車も呼ぶことができるでしょう。

ここら辺が工事費に関わってきて、値引きできる要素になってくると思います。

 

ところで、大きな道路に面している我が家にユニットを運んできたトレーラーは相当大きな車だったのですが、もし大きい道に面していない建築現場の場合はどうしているんでしょう?って少し心配になりました。

小さいトラックで運べるように、そもそも設計段階でなるべく小さいユニットを使うように設計するのかな?

 

敷地が広く、クレーン車用のスペースが確保できる

先ほど書きましたが、トヨタホームのユニット工法では「クレーン作業」が重要です。

我が家の建築には結構びっくりするくらいのサイズの大型クレーンが来ました。

もう、建築というより、建設です。上棟式の日、家に向かう途中に遠くでクレーンの先端が見えて、家の近くでマンション工事をしていてクレーンとかあったっけ?と勘違いしたほど。まさか我が家の上棟に使うクレーンだったとは。

 

そんな大きなクレーン車を停めて、作業できるだけのスペースが必要です。

これが自分の敷地内に確保できると値引きの要素に。

なぜなら、道路に停めて作業することになると、道路使用許可を取って、そして当日は警備員を何人も配置して道路の通行止めもしくは片側通行をして、といった人件費がかかります。

敷地内にクレーン車が停めることが出来れば、それらは不要ですからね。

 

我が家の場合はクレーン車が停められるスペースは十分確保できました。

ただ、輸送のトレーラーが運んできて敷地に停める時やクレーンが旋回する時などに注意が必要だったために、警備員は2人来ていました。

これがもしスペースがなかったら、道路を片側封鎖しなくていけなかったので、警備員が4人以上は必要だったかと思います。

 

敷地が広く、資材置き場のスペースが確保できる

敷地の広さに関しては、上棟のクレーン作業以外でもメリットがあり、値下げの要素になります。

 

家の建築中は資材置き場が必要です。その資材を置けるスペースが確保できないと、別のどこかに土地を借りたりしないといけなくなることも。

家のすぐそばに資材を置けるって良いことですね。

 

また、作業員や職人さんの車を置ける場所もあるとありがたがられるでしょう。

こういった「いかに楽な現場か?」というような要素が値下げに繋がります。

 

同一敷地内もしくは隣接敷地での2棟建て

ある意味これが最強です。2棟建てる、となると値引きの要素が盛りだくさん。というか全部載せ?って感じなくらい。

1回で2軒分の契約取れちゃうわけで、営業さんの目も変わりますし。

 

親世帯と子供世帯の2棟建て、自分たちの居住用と賃貸用住宅の2棟建て、などいくつかパターンはあると思います。

いずれにしても、2棟建てるとなると、大幅な値引きが可能です。

 

理由としては以下のようなものが挙げられます。

工事スペースの融通が利く

建築時期をずらせるなら、片方の敷地を作業や資材のスペースとして使うことができます。

それこそクレーン作業とかには有利です。

 

各種工事の手配の手間が減る(1回で済む)

基礎工事や水道、ガスなどの工事の手配は一回で済みます。つまり一軒あたりの費用は通常よりもお安くなります。

毎回出張費を請求してくるような工事には効果ありです。

 

2軒分の大型案件のため、会社として割引してくれる

やはり金額の小さい、利益の少ない案件よりも、大きな案件の方が下請けや孫請けの会社としても嬉しい。

例えば、地盤改良や工務店などの関連会社も、通常の二倍の契約が確保できちゃうわけで。

そうなると、結構値引きしてくれたりサービスしてくれます。

 

以上のような値引きにつながるような要素がないか、探してみて下さい。

材料や人件費が抑えられるだけでなく、少しでも「楽な現場」に繋がりそうな、ハウスメーカーにとってメリットがありそうな要素が見つかったら、それを伝えて値引きできないかの交渉材料にしましょう。

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