飛行機の座席で超おススメの非常口席の魅力メリットデメリットを実体験から教えます

先日、アメリカへ出張した際に、帰りのANA便で非常口座席に座ることが出来ました。エコノミーでありながら、足を伸ばすことが出来るし、たとえ窓際の席であっても隣の人を気にせずトイレなど通路側へアクセス出来るという、最高の当たり席と言っても過言ではない、超おススメ席です。

そんな、空いていたら絶対確保したい非常口席について、実体験を基にメリットデメリットをまとめてみました。中にはメリットかデメリットか分からないものも!?

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10時間以上の国際線で狭いエコノミー席はつらい!

長時間乗ることになる国際線ですが、足が伸ばせてフルフラットになるようなビジネスクラスはお高いのでそう簡単に乗れるわけがなく、普通はエコノミー席に詰め込まれて搭乗することが多いと思います。

私も何十回と海外へ行っていますが、いまだに毎回エコノミーです。悲しい。

エコノミー席は昔より広くなったと各社がアピールするものの、ほんと狭いですよね。

私はたいして身体が大きくないのでまだ良いのですが、背が高い方や外国人のような方にとってはすごく窮屈そうです。

エコノミーより若干広い、1つグレードが上のエコノミープラスという席もありますが、すごい快適!といえるほどの差があるわけではありません。足が伸ばし放題、というわけではないですし。

そんな、エコノミーしか乗れない貧乏人にとって、追加料金を支払わずに、場合によってはエコノミープラスより遥かに快適な座席が、非常口席です!

非常口席のメリット=快適性を再確認

では、早速そんな非常口席のプラス部分、メリットを見ていきましょう。

前に遮るものが無いので、足が伸ばし放題!

一番のメリットはこれに尽きます。

前に座席が無い、遮るものが無いので、足が伸ばし放題です!

実際に先日乗ったANAのアメリカ路線での、非常口席の写真がこちらです。

ANAエコノミークラス非常口席

ほんと、なんでこんなに空いているの?というくらいの空間の余裕があります。

私は座席配列が3-4-3の右側の3列の左端通路側だったので本当に一番広い空間だったのですが、一番右の窓際でも足を伸ばす余裕があります。

足が伸ばせる、って良いですね。足を組んでも邪魔にならないし、狭い座席で固まったような小さい格好で寝なくて済みます。

個人的にはエコノミークラス症候群になりにくいのでは?と思います。

この開放感は通常のエコノミープラスの席にも無い魅力であり、私としてはエコノミープラスへのアップグレードじゃなくて、非常口席へのアップグレードなんてのもあっても良いのでは?と思ったりします。

窓際席でも気軽にトイレへ行ける。ストレスフリー!

私が国際線で一番気にするのが、座席の位置が通路側か窓際かということ。

窓際だとトイレに自由に行けない気がするというか、隣の2人を乗り越えていかないといけないので、結構気を使います。

それこそ、深夜便とかで隣の方が爆睡していたら、わざわざ起こさないといけないですし。

なので、いつも座席は必ず通路側。隣の人が通路へ出たい時にどいてあげる、という事のほうが私的にはプレッシャーが少ないので精神的に楽なのです。

非常口席なら、そういったストレスとも関係ありません。

なぜなら、たとえ窓際の席だったとしも、隣の席の前方に十分なスペースがあるので、通路というかスペースへ簡単にアクセスできます。せいぜい足を跨ぐくらい。

これでもう隣の人を気にせずに、自由に行きたい時にトイレへ行けます。トイレ行き放題!

このメリット、意外と分かる人は多いのではないでしょうか?

非常口席のデメリットは実は意外とある

メリットは大きく2つしかありませんでしたが、そのメリットが大きすぎて価値が高いですね。

ただし、一方で非常口席のデメリットって意外とあるのです。

緊急事態発生時に脱出の手助けをしないといけない

これは非常口席に座る人の宿命であり、義務です。

乗っている飛行機に万が一何らかの緊急事態が起きて、非常口からの脱出をしなくてはならない場合。そんな時、CAさんが主導で脱出の誘導をしてくれますが、それのお手伝いをしないといけません。

実際にどんな協力をしないといけないかというと、次のとおり(JAL公式サイトより)

  • 客室乗務員が非常口を完全に開放するまでの間、他のお客さまを制止すること
  • 客室乗務員の指示に従い、機外が安全であることを確認して、非常口ドアを操作し開放すること
  • 脱出スライドが膨らんだ後、他のお客さまを速やかに脱出させること
  • 脱出スライドまたは脱出口下において後から脱出する他のお客さまを援助すること
  • 速やかに機体から遠くへ離れて避難するよう声をかけること

まぁ、それほど難しいことではないと思いますが、この指示に従い協力をする必要があります。自分も命に関わる一翼を担っているということの覚悟を持ちましょう。

なお、これは非常口席に座る人の義務ですので、席に座った後にCAさんから確認をされます。もし脱出の協力に同意できない場合は、他の方と席を替わってもらうことになります。

手荷物が足元に置けないので、いちいち棚から取る必要がある

当たり前ですが、これは足を伸ばせることとのトレードオフですね。

前に座席がない、オープンな空間が広がっている、ということは小さい手荷物を置くスペースがありません。普通なら前の座席の下に置けるのですが。

パスポートとかちょっとした小物すら置くスペースありません。必要なものはポケットに入れるしかないです。

とはいえ、非常口席は隣の人を気にせずに通路側にアクセス出来るわけで、必要なものがあれば随時通路に出て棚を開けて荷物を取り出せば良いのです。

少し手間かもしれませんが、そういう自由さがあるので、この手荷物置けない問題はある程度は軽減可能です。

トイレがすぐ近くにある

非常口の近くには、たいていトイレがあります。

今回も私の席の前のCAさんの席の背中側がトイレでした。

まぁ、トイレまでそこそこ距離もありますし、最近の飛行機なら音とか臭いとか気になるようなことはないのですが、一点気になるとすれば、トイレ待ちの渋滞が自分の席の目の前に出来る、ということ。

トイレの順番待ちの人たちが、この非常口の空いているスペースへ溜まってしまうんですよね。なんだかちょっと嫌な気分。

なかにはエコノミークラス症候群防止のためストレッチなどをし始める人もいるわけで、ちょっとした広場です。

これは、スペースが空いているからこそ仕方ないことですね。

モニターが収納式のため、離陸・着陸時には利用できない

これは地味に痛いデメリットです。

非常口席は前に座席がないため、モニターやテーブルが肘掛に収納されています。

つまり、映画やドラマなどのコンテンツを見たい場合は、肘掛の中から出さないといけないのです。

そしてこのモニターやテーブル、離陸・着陸時には収納状態にしておかないといけません。安全上の理由から。

一方で前の座席にモニターが付いている普通の座席の方々は、飛行機が離陸前のタキシング中でもコンテンツ提供が開始され、映画を見始めたりすることができますし、着陸時も飛行機がゲートへ到着する最後まで、コンテンツを楽しむことができます。

まぁ時間にしたらたいしたことではないのかもしれませんが、混雑している空港で離陸待ちの間などは結構退屈してしまうので、ちょっとしたデメリットになります。

もし非常口席に座ることになったら、飛行機の離着陸の際は本や雑誌を読んだりするか、事前にコンテンツをダウンロードしておいたスマホで動画を見たりオフラインでも遊べるゲームをやったりするか、もしくは早々に寝てしまうのが良いかもしれません。

メリットかデメリットか分からない問題

最後に、メリットデメリットのどちらにも分類できなかったものを1つ。

それは、目の前にCAさん用の座席があるので、CAさんと向かい合わせになることがある、ということ。

もう一度、先日乗ったANAの非常口席の写真を下に載せますが、分かりますでしょうか?

ANAエコノミークラス非常口席

この画像上部の真ん中にあるグレーのものは、折りたたみ式のCAさん用の座席なのです。

離陸・着陸時などにCAさんがここに座ります。

つまり、CAさんと向かい合わせになるのです。

向かい合わせに座るってのは非常に気まずいものがありますね。電車のボックスシートを思い出します。

しかも相手はたいていとてもお美しい、美人のCAさんが多いです。

そんな美人さんと見つめ合うなんて(※見つめる必要はありません)、ドキドキしてしまって、居心地が悪いというか。

さらに深夜便の場合、CAさんは仕事が片付いて余裕のあるタイミングがあるようで、そんな時もこの座席に座られます。

こっちは下手すると口を開けて爆睡しているようなタイミングのひどい顔を晒している可能性があります。恥ずかしすぎますね。

(※機内で寝る場合は、乾燥対策という意味も含めて、マスク推奨です)

そんなわけで、美人のCAさんに緊張してしまう、なぜかこっちが気を使ってしまう、というデメリットでした。

なのですが、これは場合によってはメリットです。裏を返せば、美人のCAさんを見て癒されることが可能、ということです。

美人を見ることが恥ずかしくない人なら、きっとこの非常口席は天国に変わるでしょう。

(※ジロジロ見たりして相手を不快にさせることは辞めましょう)

物書きの知人がこの内容を読んで、CAさんと出会うミニドラマ的な恋愛小説を書いてくれました。

飛行機の非常口席に乗ったことにより、そのメリット(デメリット?)として、CAさんと出会う飛行機恋愛物語を、物書きの知人から頂きました。詳しく...

非常口席を確保するために有利な条件はある

以上が非常口席のメリットデメリットでした。

私としては、非常口席のメリットは大きいと思うので、座席指定のタイミングで空いているのを見つけたら、即効で確保することをおススメいたします。

ただし、この非常口席が普通に一般に開放されているとは限りません。

今回、私が非常口席を取れたのは、空いていたということではなく、恐らくSFC修行のおかげ。

ちょうどこの便に乗った時に、SFC修行をしていてブロンズというANA会員の資格を保有していたため、たぶん座席指定可能エリアが一般より広がっていて優位になっています。それで、こんな良席を確保できたのだと思います。

ブロンズよりさらに上のプラチナやSFC会員になってしまえば、プレミアムエコノミーへの無償アップグレードの可能性もあります。

実際、今回この非常口席に座った私の隣の席は空席でした。オンラインチェックインで座席を確認していた時は埋まっていたので、恐らく上級会員の方で搭乗前にプレミアムエコノミーにアップグレードしたのだと思います。

航空会社側からしても、飛行機に乗りなれている上級会員の方を非常口席にして、脱出などのお手伝いをしてもらった方が良いはずですしね。

なので、もし非常口席を確保したい、と思うのであればANAであればSFC、JALであればJGCなどの上級会員の資格を保有することが、有利になる条件だと思います。

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私自身、SFC修行をして様々な特典を得ています。やった甲斐がある、と心から思っています。

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